日本に帰って来て2ヶ月経ちました。被爆国家として多くの困難に立ち向かう日本のテンションで過ごしているので、インドネシアで学んだことが忘れられていないか、確認してみようと思い、7月31日に日記を読み返す。
日本に帰国しました。
やりたいこと色々ありますが、まずは、税務署や区役所などに行って、日本での生活の準備から始めようと思います。
それにしても、インドネシアで学んだことは数限りありません。
- 怒らない技術を持ち合わせているジャワ人から、怒らないことを学びました。
- 明日できることは、明日しよう、という急がずにゆったりする術も学びました。
- 細かいことを気にせずに許すこと、それでいて細かな気配りをすることも学びました。
- 近代化や西洋化に流れず、機械の性能を良くするのではなく、性能の悪い物を人間の身体能力を高めて活用することを学びました。
- 多文化/多民族/多宗教で国家を成立させていく非常に現代的な問題に、国家規模で取り組んでいる真に先進的な国だということを知りました。
- 時間やお金に縛られて不自由になるのではなく、時間やお金から自由に幸せに生きる姿には、共感します。
こうしたインドネシアで学んだことを日本にフィードバックし、原発を卒業するために、少しずつ色々始めていきたいです。
ということで、色々、スローな野村誠になっているかもしれませんが、どうぞ、これからもよろしくお願いします。
インドネシアで学んだことを、ちゃんと身体化できているか、復習しています。
この2ヶ月、原発を卒業できる世界に向けて、ちょっとだけで、着実に進めた手応えはあり。この調子で、ゆっくり進みましょう。