台北の即興音楽家の黄大旺と台北市内でロケ。同行するのが、パーカッションのやぶくみこ、映像の野村幸弘、そして、写真の陳藝堂。商店街や工事現場やショッピングモール、公園などを演奏しながら、練り歩く（警備員に止められたりも！）。黄さんは、様々な小物玩具、バス鍵ハモ、ソプラノリコーダーなどを次々に持ち替えて演奏。最後、公園で野良犬たくさんに聞かせながらのリリカルなセッションで終了。黄さんの演奏も、大変よかった。その後、一緒に、お茶をしたり、本屋に行ったり、夜市でご飯を食べたりして、お別れ。
台湾のノンアカデミック実験音楽家としては、
張又升（ギター、ヴォーカル、エレクトロニクス）
Noise Steve（エレクトロニクス、ラップトップ）
Dino（エレクトロニクス、古琴）
という３人がいるらしい。Dinoという人は、古琴（七絃琴）も演奏するらしいのです。北斎漫画に出てくる楽器は、箏だと思ったのですが、よく見ると七絃琴らしいことが分かってきたので、いずれ七絃琴の入った四重奏も作ってみたいものです。そういう意味でも、七絃琴のクリエイティブな奏者と、いつか出会いたいと思わさせられる旅でした。
七絃琴参考映像
