BankARTの企画で、横浜の新・港村にて、友部正人さんとのライブをやりました。１部がぼくのソロ、２部が友部さんのソロで、最後に、２人で友部さんの曲を２曲やりました。
友部さんとは初顔合わせでしたが、非常に素晴らしいミュージシャンで共鳴し合うものがありました。日本語が耳に飛び込んでくる歌です。また、ご一緒したいです。
観に来た人から、（ぼくはインドネシアに行く前と）変わったね、と言われました。前はフレンドリーな人格と、冷たく戦略的な人格の二重人格だったのが、一つになって素直になったとか、田舎くさくなったとのこと。ジョグジャのあれだけ素直な人々と一緒にいたのだから、それは当然でしょうし、嬉しいコメントです。
色々なアートプロジェクトがあり、ゆるやかに人々が暮らしている創造都市横浜に、大いに触発されました。建築、美術系の方々は、リラックスできる魅力的な空間をうまく創出しています。そんな場は、いわゆる劇場のように袖幕や照明バトンや音響機材や楽屋などが揃っている万能な空間ではありません。どこかで作ってきたものを、そのままやるのには、向きません。でも、その場に合わせて作品を提示しようと考えれば、こんなに魅力的な場はありません。なんとも素敵なカフェがあり、ソファがあり、太陽光発電で電気を生み出し、自転車に乗ってサンドイッチを売りに来る、こんな環境で、作品を発表できるのは、本当に幸せなことです。
ありがとう。
