砂連尾理さん、瞳さんのご夫婦が我が家に滞在されておりまして、今日は、こちらに留学中のスペイン人ピアニストとチリ人俳優のご夫婦と３夫婦合同の夕食をしました。
スペインは、現在、全国各地で大暴動が起こっているそうで、経済危機以降、市民の不満も限界まで来ていて、同時多発で不満が爆発している模様です。
忙し過ぎて、問題を見ない振りして、反対を唱える時間や判断を失うというのは、働き過ぎ社会の問題点ですが、暇を十分持て余しているのに、なんでも「大丈夫、大丈夫」と笑顔で言って、やはり問題から目を背けるのも、問題だと、語り合いました。
忙しすぎず、時間のゆとりを持ちながら、しかし、ゆったりしながらも、的確に問題点を改善していく姿勢。考えたり、疑問を呈したり、議論したりするための教育ではなく、ドリルをやって、反復して、服従するための教育をしていては、世の中は変わらないのではないか、と言った話もしました。
そんな話を、美味しい食事と、ユーモアと笑いを持ちながら、しかし、スペイン的な情熱を持って語り合えたのは、とても良い時間でした。
そして、フラメンコの踊りを教わるのに、砂連尾さんの踊りは盆踊りに見えるのが、何よりも面白かったです。
