妻が食中毒で寝込み看病中です。
今こそ、本当の日本の復興をしなければいけない、と遠くインドネシアで思います。戦後の高度経済成長と、アメリカ的な資本主義の導入で、地盤がゆるゆるになってしまった日本という国を根本から立て直す復興が必要だ、と思うのです。そのことを、きちんと議論する場が必要で、そうした上で、丁寧にこの国の未来を語っていく必要があると思います。
日本というのは、本当に素晴らしい国だと思います。
他の国に行けば行くほど、そう感じます。
日本のご飯は本当に美味しい。
風土も素晴らしいし、四季の変化は本当に美しい。
相撲や歌舞伎など伝統芸能も素晴らしい。
コンテンポラリーでも、質が高くユニークな芸術家がいっぱいいる。
などなど
本当に良いところがいっぱいあります。
世界に誇れる国であることは確かです。
このことを大前提に、復興を考えていきたいと思います。
と同時に、
農薬の使用過多はどうなの？
どうして原発に依存する国にするの？
食品添加物を大量に使用するのはなぜ？
なんでコンビニが２４時間営業してるの？
どうして、あんなに休まず働きすぎるのか？
など、外から見て変だな、と思うことが、いっぱいあります。
あの２４時間営業のコンビニが、夜１０時に閉店にするだけで、原発いくつかはなくせるんじゃないかな？
夏の過剰な冷房を２９度くらいに設定すれば、原発いくつか停止させられるのでは、と思ったりします。
今回の震災の復興で一番やるべきことは、「生活スタイルを変えること」だと思います。ぼくも、これまでも、（可能な限り）コンビニを利用しない、食品添加物を添加した食品を（極力）購入しない、農薬を使用している野菜を（できる限り）購入しない、夏も、基本、冷房なしで過ごす、などを実践してきましたが、、、。
こういうライフスタイルを変えていくのは、時間がかかります。でも、時間をかけて、生活の根本を変えていくことが、今回の復興に絶対に必要なことだと思うのです。素晴らしき国、日本の膿みを全部出して、ますます素晴らしい国にするために、少しずつ生活を変えていきたいです。そのために、一人一人が、生活を大切にすることと、色々なことの背後に見えないことを想像しながら生きること、それを実践できる環境を作っていく必要があると思います。
