野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

マレーシアの2日目

Temple of Fine Artsというインド系の学校で、リハーサルを見学。ここの先生が作曲した曲で、シタール、ヴァイオリン、パーカッション、ピアノ、(エレキ)ベースなどで演奏される曲。その後、インド料理のランチバイキングを、作曲家のチョーガンと食べる。チョーガンの母国語は何語かと聞くと、困惑される。なんでも、ご両親と一人目のお姉さんとは、福建省の中国語で話し、妹さんとは、北京語で話し、親戚のおじさんとは台湾語で話し、幼稚園では英語で話し、小学校や中学校の授業はマレー語で、大学の授業は英語で、、、、といった具合らしい。どの言語も母国語と言うほど完璧には使えないが、これらの言語をどれも使いこなしている。マレーシア人は、それぞれがそういう言語環境にいるらしい。

その後、ここの学校のホールを見学後、ちょいとアートギャラリーを覗いて後、マレーシア交響楽団のホールを見学し(ここは、Tシャツやサンダルでは入れなく正装していないといけない)、KLPacという劇場も見学し(ここは、どんな服装でも入れるのが特長!)、そこの館長の演出家の人ともちょっとお話。せっかくなので、ホテルのプールでちょっとだけ泳ぎ、アサムラクサを食べて、アイリッシュパブに寄って後、ホテルでも語り合って、竹澤さん、幸弘さんとのコミュニケーションも深まっていく。