野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

インドネシア語勉強ソング6

一時帰国、京都です。散らかった家をかたづけなければ、なのですが、ひとまず、インドネシア語の勉強。本日は、中川真著の「Musik dan kosmos」の冒頭のBudi Raharjaさんが書いた文章を読んで、その中から断片的に歌詞を抽出して歌を作る。

Suara kecil di tengah kesunyian
Mendidik kepekaan telinga kita
Agar dapat berfungsi secara maksimal
Peduli terhadap polusi suara lingkungan

ぼくが理解している限りでは、以下のような意味

静寂の中の小さな音は
我々の耳の感性を最大限に機能するように
教えてくれる
環境の騒音公害にも向き合って考える

面白いことに、静寂=kesunyian(クスニアン)と、芸術=kesenian(クスニアン)の発音が、非常に似ているのです。静寂の方が、若干クソニアンに近いのかな?


ということで、これで6曲。なかなかのコレクション。1年のインドネシア滞在で、何曲作るだろう?月10曲ペースだったら、100曲できる計算なのですが。100曲のインドネシア語のソングブックができれば、一年後にはインドネシア語も上達するかなぁ?

1)コミュニティアート (Kedai Kebun Forumのチラシ)
2)現代音楽 (作曲家Slamet Sjukurの言葉)
3)子どもの歌 (音楽心理学者Djohan Salimの言葉)
4)日常 (Parjiyantoに教わったインドネシア語
5)ダンス (振付家Hendro Martonoの進行表)
6)サウンドスケープ (中川真著の民族音楽学の教科書)