野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ありがとう福岡

福岡での公演、無事終了しました。

この2年間で、

福岡市美術館で「コレコネ組曲」ワークショップ
福岡アジア美術館で「福岡トリエンナーレ」オープニングパフォーマンス
大春湯で「お湯の音楽会」
あじびホールで「あいのてさん」
福岡市博物館でワークショップ
福岡市美術館で「ピアノのための21のダンス」

を経て、本日が、あじびホールでの公演の千秋楽です。皆さん、来てくれてありがとうございました。

ぼく自身の感想メモ

・ああいう会場づくりができて、あじびホールの空間に広がりができて良かった
・Anablepsisは、録音で聴くと、音楽としても成立していた。ダンスとしては、どうだったのか、ビデオを見るのが楽しみ
・「進化する福岡トリエンナーレ」、お客さんの意見によってヴァージョン4まで進化させました。その場で進化させていくのは、面白い。また、やりたいなぁー。
しょうぎ作曲「左手の法則」で、倉品淳子がドアから出て行ったり、アドリブが良い感じに。バンドらしくなってきた
吉野さつきトークは、マッサージの障害を乗り越えての切実な声。リアルな演劇
・「10秒リレー」でのトークは録音で聴いてなかなか面白かった。ダンスはどうリレーされていたのだろう?
・「No Notes 5」も、ちゃんと暗譜で演奏できました。ダンスとしては、どうだったのかな?
・博物館の中山学芸員トークが、とても良い
・博物館に行きたい気持ちになる
・Arts Managementをダンス作品として倉品淳子が演出したいと言っている
・「老人ホームREMIX」も違った味わいで演奏できた。
・一等賞品のインプロでは、ずっとピアノを弾いたので、最初の「門限ズ」では、踊って、喋って、鍵盤ハーモニカや小物楽器をやったけど、その後は、ずっとピアノを弾いていた。飛んだり跳ねたりした直後に、ピアノを繊細に弾き分けるのは、ちょっと大変。
・何度も通い続けた福岡での最終回の感謝の気持ちを込めて演奏した

大牟田高校の美術部の展覧会が非常に良いエネルギーだった。
http://oha2010.exblog.jp/13963939/

福岡の皆さん、どうもありがとう。また、いつかお会いしましょう。これから精進して、次に会う時には、また違った野村誠になって出会えるよう修行してきますね。