野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

この秋のP−ブロッ

次回のP−ブロッ(鍵ハモだけの5人バンド)は、9月19日の門仲天井ホール、そして、9月21日の水戸芸術館です。それに向けて、どういう企画・方針でいくかの話し合いをしました。

現在のP−ブロッは、5人ですが、12年前に結成した当時は8人でした。だから、その頃やっていたレパートリー「神戸のホケット」、「WB」、「タンゴ・音楽の捧げ物」などは、現在のレパートリーにはなく、今のレパートリーは、5人になった2002年以降のレパートリーばかりです。つまり、初期6年間にやっていた曲は、最近はやっていない。でも、「あの頃の曲って、今以上にP−ブロッらしい曲も多い」との声もあり、「野村、あの辺の曲、全部5人用に書き換えてよ。」と言います。

ってことで、P−ブロッのかつてのレパートリーをアレンジすることに。しかも、野村誠作曲の「神戸のホケット」を野村誠がアレンジするのではなく、例えば、しばてつがアレンジする。しばてつ作曲の曲を野村誠がアレンジする。吉森信の曲を鈴木潤がアレンジする・・・・。こうやって、アレンジしていくことで、その曲に別の視点も導入されて、新たなレパートリーとして甦るのでは。

ということで、6月あたりに、何曲かアレンジしてると思います。アレンジするの好きなんです。ああ、楽しみがまた増えた。