門仲天井ホールでのP−ブロッ。
HAMMOND 44での初ライブ。
本番当日に新しい楽器を手にして演奏するという無謀な試みですが、でも、ライブで本番で使ってみたかったので、使いました。
今日が、44鍵での初ライブ、歴史的な日になりました。
吹きながら、だんだん楽器に慣れてきました。
楽器自体の発売は、10月25日です。
台風が接近している中、会場に足を運んでくれた皆さん、本当にありがとうございます。
ということで、次回のP−ブロッは、1月9日に門仲天井ホール。ゲストはHugh Nankivellです。お楽しみに。
本日のプログラムは、以下の通りです。
1 ベートーヴェン 「熱情」 (1807)
しばてつアレンジ、足踏み、手拍子つき。
2 野村誠 「月から来た男」 (1992)
オリヴィエ・メシアン(1908-1992)に捧げる曲。今年はメシアン生誕100周年。
3 吉森信 「でみこのテーマ」 (2005)
鍵ハモ・ミュージカル「でみこの一生」のテーマ曲。
4 バルトーク 「ヴァイオリン協奏曲」(1938)
しばてつアレンジ。1996年の結成の時に演奏して以来、12年ぶりに演奏。短いので、心して聞いてください。
5 ダウランド 「そのように速く流れるな、泉よ」(1600ごろ)
平石博一編曲の楽譜を、10年前、平石さんの引越を手伝った時に荷物の中から楽譜を発掘。ルネッサンスの美しい響き。
6 メシアン 「時の終わりのための四重奏曲」(1941)
第2次世界大戦中の捕虜収容所で初演されたことでも有名な曲の第4楽章「間奏曲」をしばてつアレンジ。
7 鈴木潤 「雨ふりとさんぽ」(2003) +レゲエでつづるサザエさんほか
ボブ・マーリーに捧げた曲。そして、レゲエにのせたポップスメドレー。
8 ダウランド 「ところで愛よ、おまえの力で」(1600ごろ)
ダウランドをもう一曲。こちらも平石博一アレンジ。
しばてつアレンジ。フランス印象派の代表的作曲家の美しきハーモニーを、CMサイズでお楽しみください。
10 しばてつ 「細雪」(1996)
1996年の結成の時に作曲された歴史的な曲。その後、改訂されているが、今回は改定前の初演バージョンで。
11 しばてつ 「WB」(1996)
バルトークとベートーヴェンという二人のBが共存する曲。これも、後に改訂されてるが、96年初演のバージョンで。
12 ケージ 「4部の弦楽四重奏」(1950)
「4分33秒」、プリペアドピアノなどでも知られるケージの弦楽四重奏の第4楽章「クアドリベ」のしばてつアレンジ。
ロシアバレエ団のために作曲された有名なバレエ音楽より「若い女の踊り」をしばてつアレンジで。
14 コルトレーン 「Giant Steps」(1959)
ジャズの名曲を吉森信アレンジで。2001年のP−ブロッジャズ特集で初演。
15 マイヤーズ 「ディア・ハンター」(1978)
マイケル・チミノ監督の映画についたギター独奏の音楽「カヴァティーナ」を、野村誠がアレンジ。
休憩
16 吉森信 「壁のむこう」(2005)
世田谷美術館での「P−ブロッ雑音楽の世界」で初演。鍵ハモのホースから空気のもれる雑音とともにお楽しみください。
17 林加奈 「いかにしてカレー」(1998)
絵が楽譜の曲。今回は初演バージョンの楽譜を使います。
18 しばてつ 「口占い」(1996)
もともとは鍵ハモにディレイをかけて行ったエレクトリック音楽。P−ブロッ結成時に鍵ハモアンサンブルとして再構成。
19 パーカー 「Klact Oveesed tene」(1947)
チャーリー・パーカーのジャズの名作を野村誠がアレンジ。
20 プロコフィエフ 「ペーターと狼」(1936)
ソ連の作曲家の社会主義リアリズム期の作品。子どものための作品で、原曲はナレーター+オーケストラ。しばてつアレンジ。
21 P−ブロッ 「2050年の農耕歌」(1999)
22 磯たか子 「南国で雨宿り」(1997)
かつてメンバーだった磯さんの曲。
23 モリコーネ 「ニューシネマパラダイス」(1989)
24 脇坂明史 「6重奏曲」(1996)