野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

FBIの詳細です

etwでのライブが終わった家に戻ると、ウイーンの内橋華英さんからメールが届いていて、今年7月のFBIの詳細が分かりました。リストを見ると、なんと今日の鍵ハモナイトの対バンだった「OORUTAICHI」の名前が!ライブ終了後、是非セッションしたいと話し合っただけに、是非、やりたい。しかも、彼らのバンド「ウリチパン郡」としても出演するみたいで、楽しみです。1989年に沖縄を旅行中に、偶然ジャズの店で出会ってジャズでないセッションをした川端稔さんの名前もある。二人でジャズと無縁のフリー即興をして酔っ払った店のマスターを憤慨させて以来、90年の西部講堂での「偽装難民フェスティバル」でデュオをやり、その後、pou-fouライブでも1曲即興にゲストで入ってもらい、93年に、ジーベックでやったButch Morrisのコンダクションにも川端さんが推薦してくれてピアノで参加させてもらった。10年以上お会いしていないと思うので、是非、一緒に演奏してみたい。

FBIは、内橋和久さん内橋華英さんたちが、手作りで続けてきた本当に素敵なフェスティバルです。ぼくは99年に、ふちがみとふなとwith野村誠で出演しました。

FBIの誕生は、96年の10月。P−ブロッの誕生も96年の10月。神戸で内橋さんがFBI(Festival Beyond Innocence)を始めた時、東京で大友良英さん、野田茂則さん、いとけん、松原幸子さん、いとうはるなさんらがミュージック・マージュ・フェスティバルを始めて、その第1回のフェスティバルでP−ブロッが誕生し、第2回のフェスティバルで足立智美ロイヤル合唱団が誕生しました。ミュージック・マージュは2年間の開催だった。で、それから10年経って、ミュージック・マージュで誕生したP−ブロッと足立智美ロイヤル合唱団は継続していて、しかも、同時期に誕生したFBIも続いてきました。

最終回と聞くとさびしいような気もしますが、ここからまた色んなことが始まっていくような気がします。

出演者が多数いるので、いつどこで出番があるのかまだ分かりませんが、4日間いつでも何度でも出られるようにスタンバイして、多くのミュージシャンといろいろな即興のセッションを楽しみにしています。皆さん、是非お越しください。

「11th Festival Beyond Innocence 2007〜FINAL〜」
19(木)18:00 open 19:00 start
20(金)18:00 open 19:00 start
21(土)12:00 open 13:00 start
22(日)11:00 open 12:00 start
最終回になるフェスティバルビヨンドイノセンス
今回は4日間即興三昧です。

出演:
アキビンオオケストラ
あふりらんぽ
アルタードステイツ
一楽儀光(どらビデオ)
井上経康
今井和雄
UA
Won Jiksoo
内橋和久
梅田哲也
ウリチパン郡
おおたか静流
大谷安宏
OORUTAICHI
オシリペンペンズ
Optrum(伊東篤宏+進揚一郎)
かきつばた
勝井祐二
川端稔
Carl Stone
gulpEpsh
KK.NULL
小島剛
Samm Bennett
sim(大島輝之大谷能生、植村昌弘)
STYLE
千住宗臣
外山明
高橋悠治
竹村延和
田中悠美子
千野秀一
チョモランマ
テニスコーツ
天鼓
ナスノミツル
二階堂和美
neco眠る
野村誠
灰野敬二
Haco
半野田拓
PAAP(パーパ)
FUTA9082
ふちがみとふなと
不破大輔
HEMLEN(古太郎、恵良真理、植村昌弘)
BOGULTA
popo
マイクロふとし
巻上公一
三田村管打団?
MUTANT
山本精一
芳垣安洋
YOSHIMI
吉田達也

ほか
ADMISSION:
19・20 前売¥2500 当日¥2800
21・22 前売¥3500 当日¥4000
4days ticket ¥10000
3days ticket ¥8000
※各日別途ドリンク代¥300要
※3/4days ticketは予約のみ受付
INFO:
06-6634-0080

http://www.beyond-innocence.org/