野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

作曲まだ着手せず

今年は5月と10月と2度ウイーンに行く予定です。5月は、アコーディオンアコーディオンソロの新曲の初演(Grzegorz Stopa)、アコーディオン+ピアノの「ウマとの音楽」(大田智美+野村誠)、アコーディオンデュオ「FとI」(アコーディオンの学生たち)などの演奏があります。10月はウイーン近郊のKremsでのフェスティバル。今年のテーマは、Strange Musicだそうです。中川真さん、佐久間新さん、野村幸弘さん、タイのアナン、インドネシアのスボウォ、とやってきたインプロ・ピクニックの第4弾(2004年がタイ、2005年がインドネシア、2006年に日本でやって、今年はオーストリア)。ということで、そろそろアコーディオンソロの新曲を書かなければいけないのですが、作曲のために開けてある日が、雑用で終わっていっちゃいました。

マザーアース株式会社から出す12曲の楽譜のうち、10曲は既に出版されているのですが、あと2曲が現在校正中。今日はオーケストラの譜面の校正。

それから、P−ブロッのイギリスツアーの映像を山ほど加奈ちゃんが撮影してくれていた(ミニDVテープ20本)のを、1時間半にひとまず編集しました。4月3日の練習の時に見たいな。

「あいのてコンサート」に関する反響が、このブログにいっぱい書き込みがあって、反響が多いので嬉しいです。放送再開して欲しいという声もうれしい限りです。そういう声が、ぜひ、NHKに届くといいので、皆さんのご要望などは、ぜひNHKにメールをしていただけたら幸いです。そういうことで、少しでも未来につながるかもしれません。番組でやり残したネタはいっぱいなるので、音楽内容的には、いつでも番組は再開できます。安易に思いつく「空き缶」を使った回すら、まだやっていないくらいでしたから・・・。

それから、余談ですが、先日、将棋の渡辺明竜王とボザンナ(コンピュータソフト)の対局があったのですが、このイベントの映像が面白いので、見てみてください。将棋界も随分新しくなってきているようです。

http://broadband.biglobe.ne.jp/sitemap/index_shougi.html
にいって、3月23日号の渡辺・ボナンザ戦をクリックしてください。

2月17日に再演された野村誠作曲「せみbongo」のライブ録音が届いていたので聴きました。箏の7重奏です。この曲は初演の録音がCD「せみ」に収録されていますが、初演とはまた違った味わいになっていました。
せみのCDは、
http://www.steinhand.com/about_semi.html
せみbongoの楽譜は
http://www.mother-earth-publishing.com/catalog/product_info.php?manufacturers_id=48&products_id=144