トレヴィーゾで、音楽院と中学校の合同主催によるコンサート。出演は、野村幸弘（映像／レクチャー）、やぶくみこ（パーカッション）、Enrico Bertelli（パーカッション）,Pietro Bertelli（パーカッション）,野村誠（ピアノ／鍵ハモ）。
１曲目 野村誠作曲 まえまちアートセンター（イタリア初演）
これは、非常にうけた。この曲、インドネシアでもやってみたい、ガムランでもやってみたい。
２曲目 ピアトロ（マリンバ）、野村誠（ピアノ）による即興。ピアトロは現代音楽のスペシャリストだが、即興も素晴らしい。マリンバの様々な技巧にピアノでどう応じるかが楽しかった。
３曲目 野村誠作曲 「てぬき１」、「てぬき２」、「てぬき４」、「てぬき５」。「てぬき」シリーズのイタリア初演。ちなみに、明日、エンリコはイタリアの西の方でコンサートがあり、そこで、「てぬき１」、てぬき２」を演奏するらしい。ちなみに、「てぬき４」は観客参加作品、「てぬき５」は楽器とダンスが交互に出てくる曲で、「てぬき５」は、もっと練習しないと難しい曲だけど、可能性があると思った。あいのてさん、門限ズ、P−ブロッ、でもやってみたい。
４曲目 野村誠作曲「福岡市美術館」より、第５曲、第９曲、第１０曲、第１１曲、第２１曲
昨日まで、福岡市美術館の展示会場で楽譜の無料配布を行っていた「ピアノのための２１の小品『福岡市美術館』」より、５曲をお客さんに選んでもらう。５、９、１０、１１、２１の５曲が選ばれた。１１月２１日の福岡での全曲初演に向けて、こういう機会を使って、演奏しておく。
５曲目 全員での即興
６曲目 映像「Over the Danube」
その後、質問に答えるコーナー。コンサートは好評で、次はもっと規模を大きくしてやりたい、とのこと。
イタリアはパスタがおいしい。
