野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ワールドカップ

ワールドカップが始まりましたね。4年前のことを思い出します。
4年前に、浜松のホテルで試合見ました。あの時は、ASIASによる授業で、2つの学校で「体育館の音楽」というのと、「屋上の音楽」というのをやりました。NPO芸術家と子どもたち」代表の堤さんはサッカー大好きなので、とても生き生きしていました。

それから、当時、京都女子大学で教えていて、たまたま授業時間と日本対トルコ戦が重なったので、大画面で観戦して、楽器をありったけ用意したら、すごい賑やかな応援になりました。あの時の学生は、みんな卒業して社会人です。

4年前が懐かしくなって、「体育館の音楽」と「屋上の音楽」の映像を見て、予想以上に面白かった。さらに、やはり4年前の今頃佐倉市立美術館の企画でやった「城址公園の音楽」と「武家屋敷の音楽」も見ました。これが、またまた面白かった。さらに、4年前の2月、3月に豊科近代美術館の企画でやった「野村誠とにぎやか楽団総集編」、「共同作曲ワークショップ」なども見ました。あらためて見てみると、面白いです。で、これを見た後に、「あいのて」を見てみました。正直、あれだけ面白い映像を見た後だと、「あいのて」の方がつまんなかった。「あいのて」でやっている音楽が、もっともっと面白くないと、ダメだと思う。ぼくらは、もっとできるはず。

あれから4年。

ところで、鍵盤ハーモニカ・ミュージカル「でみこの一生」から1年です。また、やりたいな。

今日、大和日英基金から助成の通知が来て、40万円程度の助成が得られることになった。そもそも、ホエールトーン・オペラでイギリスに行くから、ぼくと林加奈の交通費・滞在費は出るし、そのついでにP-ブロッでイギリス行こうと、3人分の交通費・滞在費出ればいいやと思って申請したら、11月のホエールトーンが延期になっちゃったので、中途半端にP-ブロッツアーだけ残ってしまいました。40万円で5人はきついけど、せっかくもらえるお金を断るのももったいないので、これから、加奈ちゃんにほかのも申請してもらいましょう。赤字覚悟ですね。ま、現地でワークショップとか演奏とかして、稼いでいけば、なんとかなるかな。

色んな用事が山積みです。