音楽療法の雑誌を読んで、ぼくにコンタクトをとって来た人を集めて酔っ払いながら語ったりセッションのビデオを見たりする音楽療法酔っ払いの会が我が家で催された。
今日のキーワードは「ポンコツセッション」。セラピストがうまくいってると思っているセッションよりも、うまくいっていない「ポンコツセッション」と思っている部分の方が、やりとりが複雑で多様で豊かで可能性がある、ということ。うまくいっていると感じている部分は、セラピストが安心を感じてしまっていて、表現が画一化してきやすい。
それと、みんな「音楽療法」をやめたい、または、やめた、と思っていることが分かった。「音楽療法」ではなく、人と音楽を共有する体験をしようと意識が変わってきている。療法的な目的を設定してしまうと、音楽でやる意味が弱まってしまい、結局、療法目的に音楽を引き寄せているだけになったり。
朝まで徹夜で議論は続いた。
