野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

火の合宿スタート


いよいよ、六甲山に登り、神戸市立「自然の家」での生活が始まる。サポートスタッフの松本くん(カテキン)、林くん、とホームセンターで聴診器のための水道管を購入後、カテキンの車で登る。山に登ると、サポートスタッフの重田さん(アニキ)、藤原さん(のりちゃん)徳岡くん(徳さん)と合流。キャンプファイヤーの準備。

線香花火づくりに挑戦。誰でもできるくらい簡単。半紙に鉄粉をパラパラと入れて、雑に巻き付ければ完成。100%成功する。複数の聴診器にマイクを取り付けて、ミキサーで音を混ぜてみる。

然の家の所長さんから、10月11日付けの新聞記事(自動車の部品を野焼きしていて、パイプが飛び出して来て死亡したという内容)を見せられ、ピアノを燃やすことに難色を示される。車とピアノでは別物だ、と説明したいところだが、管理者、責任者としては、とにかく事故を起こしたくない気持ちはよく分かる。安全面と演出効果の両立をもう少し模索しなくてはいけない。

夜には武井さん(ヒメ)が合流。夕食は7人なのに10人分あって食べるのが大変。林くんがテンコ盛りのご飯を食べる。20代前半のサポートスタッフ達は、頑張っておかわりをするが、ぼくは無理。

ポップコーンを入れたら、少しははじけたが今一つ。細い竹を入れたら、意外に良く鳴ったのは、収穫。半紙をファイヤーの上にすると熱風が来るのは面白かった。ただ、ファイヤー全体としては、2回目のせいか、1回目ほどの新鮮さがなかった。このまま、日に日に新鮮さが薄れていってはいけない。色々、打開策を考えなければ。