野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ジョグジャカルタ着

関西空港で、瓦の音楽ツアーチーム集合。淡路島アートセンター副理事長でファシリテーターで津井(瓦の産地)住民の青木マーキーさん、淡路島アートセンタースタッフでが癖時代にウガンダなどで国際交流経験のある渡辺亨くん、ジャワ舞踊家インドネシア語通訳で即興ダンスの魔術師佐久間新さん、そして瓦の音楽の創設メンバーの打楽器奏者/作曲家のやぶくみこさん。このメンバーでのツアーは、珍道中の予感。偶々、同じフライトのジャワガムランの達人スニョトさん(そして送迎の田渕ひかりさん)と遭遇。ますます珍道中の予感。湿度20%の乾燥する機内で8時間、映画は一切見ずに佐久間さんと濃密に語り合って、気がつくとデンパサール(バリ)。気温30度。湿度80%。蒸し暑い。入国手続き。映像の上田謙太郎くんと合流。税関で上田くんのプロ仕様の映像機材がひっかかり、さらに瓦を不審がられて、ヤバい。飛行機の出発時刻が近づいて来る。まずい。急がねば。佐久間新さんの丁寧な説明とみんなの笑顔で乗り切り、無事、入国。バリの新空港は、国際線と国内線が遠い。行っても、行っても、まだ先。ようやく国内線のチェックインカウンターに着いたときは、飛行機離陸の10分前。滑り込みセーフで、搭乗。ジョグジャカルタ(ジャワ)に無事到着。荷物が二つ、バリに置き去りにされたので、明日運んでもらう手続き。

空港には、作曲家のメメットさんがお迎えに。小学生のような笑顔で記念撮影のメメット。スニョトさんのお迎えの車にも乗せてもらう。レレ(なまず)とテンペ(大豆の発酵食)がウマイ。蚊と格闘して後、安眠。