高松市美術館35周年記念コンサートに向けて、高松出身の村山籌子の童話『ライオンの 大ぞん』に作曲していたが、今日は自宅でこの曲の作曲に集中できるラストチャンスなので、1日中譜面を書いて、推敲を続けて、なんとか完成。
里村さんが仕事を終えて帰ってきて聞きたいと言うので、合唱だけど歌はソプラノを中心に歌いピアノで弾き語りで実演。ヴァイオリンもあるので、そこは弾けないけど。喜んでもらえたし、童話がただ読むのとは違う感覚で伝わったようで、手応えあり。
樋口桂子著『日本人とリズム感ー拍をめぐる日本文化論』(青土社)読了。相槌の打ち方の話から始まり、遠景ー近景の間の中景の話など、興味深く読んだ。ただ、「日本人」とか「西洋人」とか一括りにされると、反発したくなる自分もいる。「日本人」とは単一民族でもないし、いろんな人がいて、リズム感も色々なはずなんだ、と。