信州中野での『はじまりの収穫祭』無事終演、というか、収穫ありまくり。始まりまくり。
第1部で、音楽ワークショップのメンバーとの本番。中野ではマスクをしている人がほとんどで、本番だけ、みんなマスクをとった。束の間の20分の本番の間、素顔のみんながとても良い表情で演奏しているのを見て、(そうだとは思っていたけど)このワークショップ本当に楽しんでくれてたんだなぁ、と思う。鵜木さんのコール&レスポンス、めちゃくちゃ面白い。オペラ歌手の表現力は、すごい!
第2部、中川賢一さんの重量級フォルテッシッシッシモに負けないように夢中で《相撲聞序曲》の取り組み。小兵力士なりに精一杯の音圧で熱演。楽しかった。
黒須育海さんのダンスとの即興、もっともっとやっていたかったなぁ。野尻小矢佳さんと中川さんと3人でルー・ハリソンを演奏したのが、鍵盤ハーモニカ奏者としては、大変やりがいがあった。ルー・ハリソンのメロディーは、鍵盤ハーモニカの歌心をそそる。そして、ブルガリア民謡のKrivo Sadovsko Horoは、めちゃくちゃケンハモの吹き甲斐のある曲で、アドリブソロもさせてもらい、楽しすぎる。鵜木絵里さんの歌声も素晴らしい。
野村の新曲《ロック・バルトーク》も、ケンハモ奏者が作曲しただけあって、鍵盤ハーモニカで吹くと効果的な曲で、ピアノもヴィブラフォンも効果的で、少しだけ歌もあって、今回ですっかりレパートリーになったなぁ。演劇ワークショップの講師で、司会進行の柏木陽さんが、曲の最後に踊り出すと、黒須さんやダンスワークショップのメンバーも曲に合わせて踊りまくってくれて、幸せいっぱいなエンディング。
鍵盤ハーモニカ奏者としては、中川さんとコンサートをすると、とにかく演奏技術の高い皆さんと練習しまくれる貴重な強化合宿のような経験。鍵盤ハーモニカ奏者として、まだまだ成長したいので、もっとやりたいな。
作曲家としては、しっかり練習してくれるし、ノリノリだし、作曲した曲がこのメンバーで音にしてもらえるのは、めちゃくちゃ楽しい。
以下の動画には、2021年につくった《あやしい国 国歌》がBGMに流れます。
今年度はここまで。もっとやりたいな。中野の皆さん、本当にありがとう!!寄せ書きも!!