野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

六甲で遊んでから熊本へ

昨日の『ガチャ・コン音楽祭Vol.3』の余韻に浸りながら、熊本に帰る前に里村さんと遊んでから帰ることに。『六甲ミーツ・アート 芸術散歩2023 beyond』へ。全会場を巡ることはできなかったけど、高山植物園とか、森の音ミュージアム、ほか、色々巡る。中﨑透さんの作品を見ることができたのが収穫。

 

この芸術祭は、どんなふうにディレクションされているのだろう、と色々考える。川俣正さんの作品を見たからか、2005年に川俣さんが『横浜トリエンナーレ』の総合ディレクターをされていた時、常に現場で動いていたことを思い出す。今の自分は、あの頃の川俣さんの年齢よりも年長なのかぁ。当時の川俣さんのダイアリーがウェブ上にあり、

 

12月19日

会場内の作品の撤収が始まる。朝9時からキュラトリアルのスタッフ全員が忙しく働いている。まずは機材関係から撤収を行ない、すこしずつ作品を梱包していく。昼頃、野村誠君が楽器を持ってきて解体作業の会場内で演奏活動を行なう。展覧会がまだ続いているようで、感嘆した。

 

と書いてあって、川俣さんがそう感じてくれていたのかと、今頃気づき、嬉しく思う。ディレクターズ・ダイアリー YOKOHAMA2005 横浜トリエンナーレ2005

 

疲れていたのか、帰りの新幹線の車内で熟睡後、昨日の『ガチャ・コン音楽祭Vol.3』の動画などを楽しみ、久しぶりに九州に戻る。