野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

3度の食事と3度のリモート会議

本日は、朝昼晩と3つリモート会議があった。1日に全く違う打ち合わせが3つもあると、さすがに疲れた。

 

午前中は、びわ湖アーティスツみんぐる2021『ガチャ・コン音楽祭』関連の打ち合わせ。びわ湖芸術文化財団の福本さん、山元さん、コーディネーターの野田さん、永尾さんと。10月17日の『無人駅の音楽会』がメインの議題。今回の強力な出演者、宮本さんは打楽器奏者だが、それぞれの駅ごとに別の打楽器を持ってきて設置しようと、様々なアイディアを送ってきてくださった。電車のダイヤを眺めながら、それぞれの無人駅でどんな時間の過ごし方をするのか、観客の誘導から、トイレから、楽器の設置やスタッフの配置から、楽器の撤収まで、複雑なパズルを解くような感じだが、整理していくと、どんどん面白くなっていく。

 

biwako-arts.or.jp

 

午後の打ち合わせは、北九州芸術劇場ホール視察。会場の下見と機材のチェックをリモートで。北九州芸術劇場の技術スタッフの中村さんほか、そして、現地に出向いた九州大学の真崎さん、九州大学から長津さんほか、そして、門限ズのメンバーたち、ボーイズのメンバーらでリモート下見。大ホールの客席やロビーも見たり、車椅子用の座席が何席あるか、車椅子用のトイレへのアクセスはどうか、などチェックしたり、照明機材、反響板の収納の様子、奈落やせりなどチェック、小ホールなどなど、思う存分、リモート見学。会場の響き具合など、リモートではほとんど分からない。わかることとわからないことがある。

 

mongens.wixsite.com

 

夜の打ち合わせは、十和田市現代美術館の鷲田さん中川さんと問題行動トリオの砂連尾さん、佐久間さん、制作の里村さんと。コロナの影響で9月1日〜30日、十和田市現代美術館が休館となってしまったため、延期の日程についての話し合い。9月のつもりで野外の散歩を中心にしたプログラムを考えていたが開催の季節が変わるので、まったく同じ企画での実施が難しい。それにしても、十和田の企画、延期に延期を重ねて、3回シリーズの1回目がようやく先月実現できたが、2回目も延期が確定。1回目も延期を経て、内容が凝縮されていったので、2回目も延期を生かして内容を熟成させたい。

 

mdkdm.com

 

今日は作曲の時間とれなかったので、明日は作曲したい。