１ヶ月後に、笙のカニササレアヤコさん、鍵盤ハーモニカのピアノニマス（南川朱生）さんと野村誠のライブが開催される。予約受付中。鍵盤ハーモニカと笙という発音原理が似た楽器のトリオ。とても楽しみな会。
台風が接近しているが無事、福岡県春日市に移動。春日市ふれあい文化センターの『春日の50の物語 音あそびワークショップ』は、町の様々な施設に飛び出してのプロジェクトで、アートマネジメント講座と連携しての企画。とにかく昨年、50曲ピアノ曲を作った。
本日は、小倉公民館というところで開催。「カフェこくら」のメンバーと「ハローキッズ」のメンバーが集まるとのことだったが、台風のためキッズはほとんど参加がなく、「カフェこくら」のメンバーが１５名ほど集まった。ブームワッカー（ドレミパイプ）で肩たたきしたりしながら演奏して遊ぶ感じから始まり、小倉という地域のことを教えていただき、《春日の50の物語》の４曲目《嫁ごの尻叩き》がこの地域の住吉神社でもあるらしく、地域の風習を知る良い機会にもなる。他に、「盆綱引き」が8月6日にあったそうで、綱引きの伝統に関して教えていただく。九州と綱引きの繋がりは大きい。こちらは《タリック・タンバン》（インドネシア語で「綱引き」の意味）という曲を作曲して、２週間後にはサントリーホールで世界初演になるので、非常に参考になる。
https://www.city.kasuga.fukuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/258/bontuna2.pdf
トーンチャイムを響かせたりもして、ガムランのコンサートを準備しているものとしては、このままガムランの曲を作りたい気分にもなる。質問にも答えたりして、合奏もやったりして、楽しくインスピレーションをいっぱいいただく時間だった。夏祭りでは、皆さん抽選会を楽しみにしておられる、とのこと。先月の城崎でのお祭りも抽選会がお目当てだった。コンサートにも抽選会やると盛り上がるのかな。
台風が接近しているので、食べ物を買い込みホテルに籠城。外はどんどん台風っぽくなってきた。
