とよおか音楽めぐりコンサート『トコドスコイ！』

日本相撲聞芸術作曲家協議会(JACSHA)、とよおか音楽めぐりコンサート『トコドスコイ！』を竹野浜ふれあい会館で開催した。

全体で３部構成。

第１部が、それぞれの出演者の紹介で、それぞれのグループの個性が見えるコンサートだった。

１　とよおかこども音楽クラブ《竹野相撲甚句ファンファーレゲエ》

２　竹野中学校吹奏楽部《宝島》

３　JACSHAメドレー《すもうピアノ太鼓》、《相撲聞序曲》、《こなた精霊》

説明もたっぷりで、ここまでが40分。第２部が、音で豊岡をめぐる演目で、地域の芸能と関わりながら作った音楽で、竹野相撲甚句、城崎だんじり、出石幟回しと、３つの地域を行き来する。

１　竹野中学校吹奏楽部《KENOTA ~竹野民謡による》

２　とよおかこども音楽クラブ《鋳物師戻しを飛び越えて》~inspired by城崎だんじり

３　とよおかこども音楽クラブ《れんちゃんの人生計画／まこちゃんの勝負》~inspired by 出石幟回し

４　JACSHA《六手だんじり》

５　竹野中学校吹奏楽部＋ JACSHA《竹野相撲甚句ファンファーレゲエ》

第２部も45分ほど。休憩の後、第３部では、竹野中学校と、とよおかこども音楽クラブと、JACSHA、さらには竹野相撲甚句の継承者である與田政則さんまでもが混ざり合いながら、その場で交流しながら創作し、共演するという混ざり合う時間。

第３部の最後に、與田さんの歌と吹奏楽部が一緒に竹野相撲甚句を演奏する奇跡の瞬間が訪れ、５年かけて、ついにここに辿り着いたと感激。

橋本麻希さんはじめKIACの皆さん、音楽クラブ、竹野中学校の皆さん、與田さんはじめふれあい会館の皆さん、遠くから（＋近くから）の観客の皆さん、ありがとうございました。

豊岡の大学の先生をしている熊倉敬聡さんと久しぶりに再会し、夜中まで熱く話し込んだ。久しぶりにお会いしたが、彼の思いは枯れることなく熱かった。