サントリーサマーフェスティバルの情報が公開になった。８月２７日に、ガムランのコンサートで新曲を発表するが、それに加えて大役なのが、ホセ・マセダの《Music for Gongs and Bamboo》を指揮すること。しっかり準備して臨みたい。
ホセ・マセダの曲を四股を踏みながら指揮をしてみる。四股ンダクターになってみる。1997年の世界初演の動画を見ながら踏む。25年前の自分も演奏している。
そして、ジャワ・ガムランのための新作を書くのは久しぶり。最近、この新曲のことを考えていたが、なかなか考えがまとまらなかった。今日、里村さんにどんな曲を作りたいと思っているのかを話しているうちに、なんとなく欲張りな感じがいいなぁ、と思えてきた。ストイックではなく、てんこ盛りなゴチャゴチャした「ごった煮」なものにしたい。「だじゃれ音楽」、「相撲聞芸術」、「瓦の音楽」、「世界のしょうない音楽」などで取り組んできた作曲探求の四股錯誤のエッセンスを凝縮した音楽にしたいと思った。
