野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

塔本シスコ x 荒井良二 x 野村誠/Touch Our Lives

不知火美術館の里村さん、宇城市の地域学校恊働活動推進員の甲斐さん、西本さんと打ち合わせ。不知火小学校の中に、推進員の部屋があり、そちらで打ち合わせ。昨年12月に、『表現は日常にこだまする』展の「とびだすプロジェクト」を開催した際にも、このメンバーで宇城市の色々な学校でワークショップが行われたので、話もスムーズ。今回は、4月15日から不知火美術館で開催予定の展覧会(塔本シスコ、荒井良二野村誠‥‥)に向けて、ご相談。シスコの絵を起点にする子どもたちとのワークショップが実現するかも。

 

その後、不知火美術館で開催中の展覧会『Touch Our Lives』を見る。廃材を活用したアートのコンテストCOIL Upcycle Art Contest、大小様々なドローイングやペインティングを組み合わせたインスタレーション脇田あおい、生後3週間以内の子どもの写真の瀬戸口(セトログme in mommy's tummy)、絵本の1ページのようなムラカミアスカ、単身でアメリカに渡り40年間の滞在を経て帰国した小山信子の独特な自画像など、それぞれの作品も触発されるものがたくさんあったし、展覧会全体としても、とても良いエネルギーに満ちていた。

www.museum-library-uki.jp

 

その後、里村さんと打ち合わせ。3月には、荒井良二さんとシスコをテーマにしたライブ(公開撮影?)を実施したり、シスコの言葉を琵琶の弾き語りにしたり、シスコの絵から子どもたちと歌を作ったり、綱引きのサウンドスケープを想像して声で表現したり、昨年作曲した《2022年のウマイレガワ》に宇城の人々の声を重ねる新バージョンを作ったり、楽器にお絵かきしたり、、、色々やろうと思う。ワクワク。