野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

パレードとファンファーレとダンスミュージック/あいち2022有松会場

門限ズ、こりんぐの本多さんと打ち合わせ。昨日のミーティングを踏まえて、3月5日の『あっちこっちde門前ズ!?』の公演プログラムを考える。豊川稲荷門前町のあっちこっちに出没してのパフォーマンス。音楽、ダンス、演劇が入り乱れるパフォーマンス。地元の人々も、様々な形で参加するパフォーマンス。しかし、小さな予算で限られた人手で行う公演でもあるので、何が実現可能で、何は今回は見送るべきなのかを整理した。その結果、必然的に、何をするのかが絞られてきた。ぼくが1月7日のワークショップで音楽チームとやるべきことは、これからパフォーマンスが始まるよという時に演奏する簡単なファンファーレを作ること。街を練り歩くちんどんパレードをつくること。ダンサーが踊るためのダンスミュージックをつくることの3つ。

 

国際芸術祭『あいち2022』も、今週末の3連休で終わり。今日は、有松会場に行ってみた。有松絞りの町。陶芸の常滑、繊維の一宮、そして有松。その土地の産業とアートの関わり合いを三ヶ所それぞれで見られた。有松絞りとの関わりとしては、AKI INOMATAの作品が印象的。プリンツ・ゴラームのお面をつけた二人のパフォーマンス映像も、印象に残った。展示を巡っていたワタリウム美術館のお二人と遭遇。リボーンアートフェスティバルなどでお忙しいだろうに、愛知に足を運ばれている姿勢は(当人たちにとっては当たり前だろうけど)さすが。常滑の展示での演奏見たよ、と言ってもらって、嬉しかった。ゆっくりお話できなかったけど、リボーンには行けそうにないけど、またワタリウムにも遊びに行きたーい。