京都芸術センターでのダンス公演《棲家》が終わったが、3月18日の2地点公演《200m想》も10日後になってくる。今日は、北九州芸術劇場、九州大学、ヒビノ株式会社の舞台スタッフ、映像スタッフと出演者を交えてのミーティング。二つの劇場でリモート共演しながら進む舞台なので、各シーンのそれぞれの会場での立ち位置、それぞれの会場での音響、照明、それぞれの会場での映像、それぞれの会場でのカメラ位置など、パズルを組み合わせるように複雑。劇場に全員一緒にいて共演すると簡単にできることを、2地点で離れ離れに実現すると非常に大変。
夜も、リモートでの《200m想》の稽古。zoomでリハーサルしているので、脳内で想像しながらの稽古だが、実際に2ヶ所の劇場で上演すると、相当いい作品になりそうだ。問題は、現地で映像、音響、照明なども含めてのリハーサルが、どの程度スムーズに進行するか。きちんと演出効果が出るように、映像、音響、照明と出演者のパフォーマンスが噛み合うところまでを、劇場入りしてから十分に作り込めるかが鍵。経験豊かなスタッフと出演者なので、限られた時間で最大限の準備ができることを祈る。今日も稽古しながら、できるだけ現場での状況を想定しながら進めた。あと1回zoomで稽古したら、いよいよ対面稽古を経て、2地点の小屋入り。ドキドキ。