野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

屋根の日ライブ&浪曲地歌最終リハーサル

8月8日は、屋根の日。本日は、愛知県高浜市のかわら美術館に行って、「瓦の音楽」コンサートの予定だったが、コロナのためにリモートコンサート&トークに変更。急遽、京都のアバンギルド(ライブハウス)を借りて、やぶくみこさんと野村は、そこから演奏を配信(照明家の川島玲子さんが助っ人として加わり、照明/音響/配信に渡り絶大なサポートをしてくれた)。淡路島の青木さんと有住さん夫妻は淡路島から、かわら美術館では限定30名のお客さんが入って瓦の演奏体験もあり、という3地点をつないでのイベント。

 

0 瓦組合の方のご挨拶

1 青木さんによる「瓦の音楽」の説明

2 瓦のみでの「津井に来た」の演奏

3 やぶさんのグンデル独奏

4 かわら美術館とのセッション(野村、ピアノも弾く)

5 青木さんの紙芝居、有住さん演奏

6 アンコール「ピアノと瓦」

  かわら美術館のご挨拶

 

だいたい、こんな感じ。演奏自体はいい感じで、こちらからインターネットに送るまでの技術的なことでのトラブルがなくできたが、サウンドチェックをした午前10時ごろよりも、本番の11時半ごろの方が、インターネットが混み合うのか、音声や画像が止まってしまうことも多かったそうだ。

 

その後、大慌てで帰宅後、大慌てで準備して、東京に移動。なんと、3月以来5ヶ月ぶりの東京。毎月最低1、2度は東京に行くのに、コロナ以降、東京に全然行っていなかった。新幹線の乗車率は、50%以下。未だ見たことがないように人が少ない東京駅。空席がいっぱいの山手線などを経由して、浅草の隅田リバーサイドホールに。

 

会場の設営がいい感じにできあがっていて、ワクワク。竹澤悦子さんと一ノ矢さんとも、メールやZOOMのやりとりで会っているけれども、リアルでお会いするのは久しぶり。竹澤さんの通し演奏は、本当に素晴らしかった。いろいろ、リハーサルを経て、いろいろ言おうかと思ったけど、ぼくが作曲した音楽だけれども、すっかり彼女の音楽として消化されているので、もはや余計な口出しの必要はない。もう迷いがないし、世界観ができあがってきているので、お任せして楽しもうと思う。

 

ホテルに泊まるのも5ヶ月ぶり(この5ヶ月間の唯一の外泊は、城崎国際アートセンターに宿泊)。明日が本当に楽しみだ。

 

明日の一ノ矢さんとのトークYouTube配信は、こちらで14時−15時。

 

隅田川森羅万象墨に夢事務局 - YouTube

 

そして、明日の公開収録の詳細は、こちら

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