大阪へ移動。日本センチュリー交響楽団の稽古場にて、2月22日のコンサート『ピアソラナイト featuring 野村誠』のリハーサルに立ち合う。アコーディオンの大田智美さん、ヴァイオリンの荒井英治さん、巖埼友美さん、ヴィオラの永松祐子さん、チェロの北口大輔さん、コントラバスの村田和幸さんと。
の3曲をみっちり4時間かけて練習していただき、細かな合わせなどを作り込む作業にずっと居合わせられたのは、作曲家として、とても貴重な経験になった。特に、《アコーディオン協奏曲》の世界初演は、ドイツのBochumer Symphonikerとのリハーサルも見学したので、プロセスを体験できて、14年前に自分が書いた譜面の細かいところを、何度も部分的に取り出して練習してもらうと、なるほど、ここはこうやって書いたのかぁと思い出したり、演奏家の方々が譜面を手がかりに演奏を作っていくのを見ると、譜面の書き方についても色々考えるきっかけにもなる。
日本センチュリー交響楽団の客演コンサートマスターの荒井さんとは、今日が初対面だったが、さすがの演奏の表現力で、しかも人柄も大変チャーミングな方で、ハードな練習を楽しい雰囲気。ヴィオラの永松さんも、ぼくの曲をやっていただくのは初めてで、こちらも演奏技術も人柄も楽しい方だった。そして、大田さん、巖埼さん、北口さん、村田さんという野村作品を何度も演奏してくれている強力なメンバーたちがいて、手強い曲だけど、どんどん演奏が膨らんでいくのが嬉しい。演奏会は超おすすめなので、是非、チケットを購入してお越しください。詳細はこちら!
https://www.century-orchestra.jp/concert/piazzolla_night/
4時間の濃密な練習の後、東京に移動しながら譜面を書き進める。こちらは、世界のしょうない音楽祭に向けての新曲。