野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

問題行動マガジンの引っ越し/作曲というロンド

砂連尾理さんと里村真理さんとのリモート雑談。終わり頃に、佐久間新さんも登場。問題行動マガジンは、URLが変わって、現在、引っ越し中。一部、うまくリンクが飛べないところがあって、現在、調整中。

 

mdkdm.netだったのが、mekdm.comに変更。

 

トップページは、

mdkdm.com

そして、野村の連載記事は、以下に直接行けば、読めるはず。

 

mdkdm.com

 

砂連尾さんに、熊本県宇城市での生活のことを色々報告した。暮らし始めて3週間が経ち、この土地で最初に作曲しているのが《たいようオルガン》。荒井良二さんの絵本を、(パイプ)オルガンと朗読する歌手(ソプラノ)の曲として書いている。昨日の時点で、冒頭4ページだけで5分だった曲は、書き進めて、冗長なところをコンパクトにしていって、冒頭8ページまでを5分弱になった。

 

作曲しながら、畑に水やりしたり、家の雑巾がけをしたり、料理をしたり、洗濯をしたりする。〆切に追われる時は、ずっと作曲するのだが、余裕がある時は、少し作曲したら、何か別のことをして、また作曲に戻る。そうすると、リフレッシュされて、違う音楽が書ける。だから、今日の場合だったら、

 

作曲

洗濯

作曲

読書

作曲

階段の掃除

作曲

料理

作曲

皿洗い

作曲

メール

作曲

郵便局、サイクリング、買い物

作曲

片付け

作曲

 

といった感じで、細切れに作曲している。〆切に追われると、何時間もぶっ通して書き続けるのだけど、目も疲れるし、腱鞘炎になりそうになる。ゆったりと仕事ができると、ちょっとずつ時間をかけて書いていけるので、それは本当に楽しい。そして、その都度、荒井さんの絵本を眺めては、いろんな気持ちになれる。こんな好きな仕事をできて、幸せだ。作曲家になって、本当によかったと思う。