野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

南川朱生の『プライマリ・キー』、《72 w(ch)ords for stained》、がらかぶ

朝の四股1000を経て、新居での荷ほどきが続く。CDが聞けるようになり、CDを聞いている。マイルス・デイヴィス、たゆたう、矢野顕子、ホセ・マセダ、Leon Lewandowski(ポーランドのトラッド)など。先日、ピアノニマス(南川朱生)さんからいただいたケンハモのアルバム『プライマリ・キー』もようやく聴くことができた。これが、ケンハモの内部のリードを指で弾く曲があったり、逆回転の音があったり、ディストーションがあったり、色々な音のバラエティがありつつ、南川さんの世界観に溢れた名盤だった。夏秋文彦さんのプロデュース。ヴィオラとケンハモのデュオをされているケンハモ奏者の宮原裕子さんに、いろいろケンハモ絡みの野村作品の譜面をお送りする。しかし、家では尺八をよく吹いている。

 

sound and word networkのためのピアノ曲《72 w(ch)ords for stained》を録音する。録音していると、防災無線が流れたり、外を車が通ったり、何度か中断。自宅録音だと環境音が色々入る。防災無線が今夜の大雨を予告している。皆既月食どころではないらしい。避難所もオープンになるらしい。そんな中断を経て、録音を進める。

 

そして、夜になると土砂降りの雨。スーパーで買った謎の魚「がらかぶ」はカサゴのことらしく、唐揚げにして食べる。熊本県産の食材の扱いを覚えていきたい。