野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

一噌さん/妙心寺/カライモブックス/年表作成中

朝は四股1000回踏む。

 

一噌幸弘さんのYouTubeチャンネルに「ふえがふえーる」という動画があがっていて、かつて「千住だじゃれ音楽祭」で「笛るマータ」という曲をやったことを思い出し、一噌さんをいつかお招きしなければ、と思った。

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里村さんと船岡山に登り、大文字山やら京都駅やら色々見ているうちに、小さく見えるのが仁和寺とわかり、仁和寺まで自転車で行ってみると、そこで芸術祭をやっていることに気づく。しかし、着いたのが遅く、また日を改めて行こうと思う。ちなみに、1990年にホセ・マセダの《ウドロッ・ウドロッ》を800人くらいで上演した場所は仁和寺。(以下の動画を、どうして岩淵さんがあげているのだろう?)

 

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せっかく来たので、近くの妙心寺に行くことに。大学のキャンパス位ある広いエリアに40以上の塔頭がある妙心寺。ほとんど一つの町といった感じ。この中で大学生の運動部がハードなトレーニングをしていたり、犬の散歩、下校の中学生、自転車の往来、などなどと、色々な時代のお寺が次々に現れるテーマパークのような迷路のような。どこも拝観しなかったけれども、楽しかった。

 

古本屋カライモブックスを訪ねる。細馬さんの彦根の絵葉書に関する本を見つけて購入。滋賀でプロジェクトするのでリサーチに。古本いろいろ眺めながら、BGMがアルヴォ・ペルトスティーヴ・ライヒで、結構、作曲家がどこを工夫しているのかを聴きながら本選び。店の方と水俣のことなどお話させていただく。

 

野村誠年表は2016年の11月まで進む。2016年の8−10月はシンガポールに行くし、岡山芸術交流と山形ビエンナーレとさいたまトリエンナーレ釜ヶ崎オ!ペラとイタリア公演で、コロナの生活に慣れた今読むと、とても真似できない生活。