うっかり告知を忘れていたけれども、とよたまちなか芸術祭にて、野村誠+野村幸弘『ズーラシアの音楽』が展示/上映中。3月20日まで開催。
とよたまちなか芸術祭-Re:HYBRID BUNKASAI- | とよた市民アートプロジェクト
野村誠x日本センチュリー交響楽団post-workshop作品集《ミワモキホアプポグンカマネ》がオンラインでリリースされて2日が経つ。facebookを覗くと、センチュリー響のヴィオラ奏者の森さんが、長文でこの作品についての創作プロセスのことを書いて宣伝してくださっていて、そこに、作曲家の夏田さんや音楽学者の井口さんが、色々コメントしていて、大盛り上がりしている。こうして、オーケストラの中の人が、野村とのプロジェクトを他人事としてでなく、はっきり自分ごととして、当事者意識を持って語ってくださることを、本当に嬉しく思うし、2014年からのセンチュリーとのワークショップで試行錯誤してきたことの大きな成果だと思う。
この7年間、ぼく自身「オーケストラって何だろう?」とか「クラシック音楽って何だろう?」といっぱい考える機会になった。過去と現在と未来をどうつなげていくか?古典(ハイドンやベートーヴェンやサン=サーンスやコダーイ)から過去を想像することと、現在の目の前にいる人々のことを想像すること、さらには未来の世界を想像することが、実感を持って繋がっていくために、何をするのか?そんな7年間だった。
Memu Earth Labでのレジデンス中に里村さんが撮影した風景写真に書き込んで作曲する風景楽譜を作成している。カラーで出力した写真に、マジックやボールペンなどで試すが、より良い画材を求めて買い物に。色や太さや質感の違うものを試して、浄書をする。