今朝、「音楽の根っこ オーケストラと考えたワークショップハンドブック」の最終校が届き、正午が〆切だったので、午前中、校正作業をする。校正は、間違いを訂正する作業なのだが、通常、ぼくがやっているのは、間違いを推奨する作業。間違っても、その間違いが面白いと言って、どんどんおかしな方に持っていく。だから、校正でも、おかしなところを、よりおかしく変えたくなってしまうたちだ。単なる間違いの修正や訂正をするのは、実は性格に合っていない。でも、今日は、間違い探しに徹して、校正をする。それは、結構、精神力がいることだ。そんな風にして、校正が終わり、最終稿が無事、印刷入稿した。デザインの和田さん、編集の岩淵さんが、最後の最後まで頑張ってくれたおかげで、大感謝。とにかく、変な本が作ることができて、嬉しい。3月31日に完成するのが、本当に楽しみ。
お彼岸。近所のお寺から鐘が聞こえてくるし、自転車で走っていると、お寺から線香の匂いがする。春が近づいている。家の小さな庭作業をして、植物と少し触れ合う時間。エマが植樹の儀式を作ってやっていたことを思い出す。
3月28日に本番の「迷惑な反復コーキョー曲 Beethoven 250」を中心にピアノの練習中。それと、4月12日に本番のメシアンの「アーメンの幻影」など練習中。
大相撲の無観客場所は、優勝争いが大詰めの13日目。
