吉野さつきさんが、京都に来られていて、我が家を訪ねてきて、深夜まで、濃厚なアートフォーラムになった。
ホール関係者などが、しきりにアウトリーチの重要性を訴え、なかなかホールまで出てこれない人にアートを届けるアウトリーチのプログラムを数多く行われているようだ。障害者施設や高齢者施設など、様々な場所にアートを届けるアウトリーチが必要だ、と訴えてきた。
しかし、近年では、障害者施設で最先端のアートプロジェクトが行われていたり、高齢者施設でユニークなアートプロジェクトが行われていたりしているのだが、そうした新しい潮流を、そこまで見に行くことができていないアート関係者／ホール関係者が数多くいる。だから、これからは、ホールや劇場や美術館にアートを届けるアウトリーチをする必要があるのではないか、と思う。アート関係者にアートを届けるアウトリーチが必要なのではないか。旧来の芸術概念にとらわれているホールや劇場や美術館に、アウトリーチする必要があるかも。もちろん、頑張ってるホールや劇場や美術館がいっぱいあるのは百も承知だけれども、、、、、。でも、レッツがホールにアウトリーチしますとか、たんぽぽの家が劇場にアウトリーチしますって言って、受け入れてくれるホールや劇場がどれだけあるかなぁ？ホールがアウトリーチしますと言った時に、忙しいのに協力して応じてくれる施設があるからこそ、ホールはアウトリーチ事業ができているのだ、ということを、改めて再確認。逆転の発想をすると、気づけることも多いなぁ。そんなことを、ぼくが突然、思ってしまった。夜更かしトーク。
