野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

4年目の4日目@春日市ふれあい文化センター

春日市ふれあい文化センターでの5daysの4日目。本日は、ナギの木苑への出張ワークショップだが、午前中は、古賀弥生先生、ふれあい文化センターの宮田さん、黒田さん、村上さんと明日の座談会の打ち合わせ。

 

今日は4日目だけど、ぼくにとっての春日は今年が4回目。4回を通して、少しずつホールの外に広がっている。

 

1回目(2019年8月) 初のワークショップ

2回目(2021年7月) ワークショップ「ふれぶん組曲をつくろう」(創作を通して、春日市ふれあい文化センターについて知る)

3回目(2022年7月) ワークショップ「春を祝う50曲をつくろう」(創作を通して、春日市を知る)

4回目(2023年8月) ワークショップ「春日の50の物語」(ホールを飛び出しアウトリーチ+アートマネジメント講座)

 

ナギの木苑はゴミ処理施設の近くにあり、ゴミを燃やす際の熱でお風呂を沸かし、お風呂に入ったり、娯楽を楽しめる高齢者の集い施設。市内の高齢者は1日100円で過ごせる。

老人福祉センター「ナギの木苑」|春日市

 

《鍵盤ハーモニカ・イントロダクション》の導入、ブームワッカーをみなさんにお渡しして自由なセッション。トーンチャイムをみなさんにお渡ししての自由なセッション。その他の楽器を一つずつ音出して紹介。アートマネジメント講座受講生による筑前琵琶の紹介コーナー。野村の筑前琵琶による即興平家物語筑前琵琶の伴奏による黒田節歌唱(ピアノ伴奏つき)(黒田節を黒田さんはどう思って聞くのだろう?)。炭坑節を歌いたいとリクエストあり、炭坑節。踊る人も出る。高齢なのに、みなさんお元気。時間なので終わりだけど、アンコールがあり、おとみさん。楽しい時間だった。

 

振り返りの時間の後、センターに戻り、アートマネジメント講座はつづく。古賀弥生先生に企画プランの種を投げつけるお喋り会。「アートじゃない」と「アート」の違いは何なのか、と疑問が湧いてきて、語り合う。

 

artsupport.yoka-yoka.jp

 

夜は、城崎国際アートセンターで本日ワークショップを行ったJACSHAの鶴見幸代さん+樅山智子さん、センターの橋本麻希さんとオンライン会議。こちらは中学生との濃密な創作。

 

 

2021年度の記録動画より

www.youtube.com

 

2022年度の記録動画より

www.youtube.com