野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ドボルザークと祇園精舎

大阪音大にて、「世界のしょうない音楽ワークショップ」の本年度2回目。本日は、日本センチュリー交響楽団の5名の音楽家によるワークショップ。ドボルザークの「新世界より」の第2楽章を題材にしたワークショップ。箏や三味線や琵琶やシタールガムランや打楽器やヴィオラダガンバや尺八やクラリネットやヴァイオリンやヴィオラやチェロで奏でると、ドボルザークは19世紀の新世界であったアメリカにいるのか、21世紀の大阪の新世界にいるのか、また世界のどこか新たな新世界にいるのか、不思議な気分になるのだった。後半は、それを受けて、野村の進行で、ドボルザーク祇園精舎が交差した。

 

昨年は、このワークショップをベースに「青少年のためのバリバリ管弦楽入門」を発表した。今年は、どんな曲になっていくのか。次回のワークショップでは、ドボルザークでも、祇園精舎でもない、音楽の冒険をしてみよう。

 

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