野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

相撲の復習

午前中、鍼灸に行き、体調を整えてもらう。今日から、小川和代リサイタル(12月11日)のための新曲の作曲に着手。小川さんのリサイタルに、JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)の3人の作曲家(鶴見幸代、樅山智子、野村誠)が相撲に関する新曲を書き下ろすことになっている。とりあえず、「問題行動ショー」の余韻がまだ残っていて、しかも都城の濃密な3日間の余韻も残っているので、すぐに相撲で作曲というモードにならないので、今日は、相撲に関する資料を読み返したり、方針をかためるために、相撲に関することを、いろいろ復習していた。こうして作曲してみようと思う時に、もっと資料を整理できていたら楽なのに、と思う。とりあえず、この作曲の機会に、少しずつ整理して、曲をつくるだけでなく、本をつくることも同時に進められたらな、と思う。

 

というわけで、高砂部屋呼出しの邦夫さんのワークショップの動画を見直したりして、呼び上げを復習中。これだけでもヴァイオリンの曲、書けるなぁ。これまでの相撲のリサーチの中に、いろいろ作曲したいテーマが山ほどある。方針がおおよそかたまってきた。