野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ウキルのトーク

本来ならば、イギリスにいるはずですが、京都におります。レスターの国際会議でのプレゼンは、ビデオでの発表にしたので、とりあえず、原稿の作成をしようと思い、20分間での口頭発表だと、英語で何単語くらい話すのが適量なのかを、実際に喋ってみて、計ってみたりして、とりあえず、最大でも2000語以内にした方が良さそうと判断しました。そして、とりあえず、現在、作文中です。

自宅のピアノが調律されたので、そして、目先の本番もないので、ご機嫌にピアノを弾いたり、ピアノを弾きながら、作曲のアイディアをスケッチしたりできるのは、なんとも幸せなことです。

夜は、京都芸術センターに出かけて、ウキル・スルヤディをはじめとするアーティストトークを聞いてきました。インスツルメント・ビルダーズ・プロジェクト、なかなか面白いのです。

寝る前にメシアンの伝記を読んでいたら、「アーメンの幻影」を作曲した直後に、当初は、もう一曲、2台ピアノの1時間くらいの大作をつくる構想があったそうで、驚く。結局、メシアンは、その後、2台ピアノは2度と書かなかったはずだけれども、、、。