野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

Yatchiピアノ食堂にて

午前中に鍼灸に行く。体調は、最悪ではなく、調子も上向きと自覚。先生も同意見。

午後、旅行代理店に電話をかけまくり、なかなか繋がらず、粘りに粘って、ようやくつながる。関西空港が台風で浸水し、未だ使えない状況で、明後日のロンドンへの飛行機を、どうしてくれるんだ、のお願い。結論としては、欠航の代替便が見つからず。名古屋や成田に行けば、なんとかなるか、と思ったのが甘かった。何せ、9月4日以降、欠航になった便の方々、特に外国から観光に来られていた方々が、意地でも帰国しなければいけないので、連日、どんどん飛行機が埋まってしまっている。

ぼくの便の正式な欠航が発表されたのが、本日だったため、キャンセルもできずに、待たされた挙げ句、もうどうにもならない感じ。

で、それでも、イギリスに絶対行かなければならないのならば、どんなにお金がかかっても、どんな経路だろうと、行く方法を探したと思うのだが、一番のメインの用事が、国際会議で日本センチュリー交響楽団との仕事を発表することなので、イギリス行き自体をキャンセルし、この発表をビデオかスカイプで発表させてもらうことに切り替える。

その後は、夜のピアノライブに向けて、ピアノの練習などをして後、Yatchiのピアノ食堂に出演。Yatchiくんって素晴らしい音楽家なのだけれども、彼がぼくのピアノを本当に尊敬してくれていて、招いてくれて、非常に非常に嬉しく、その期待に応えたいと思い、一生懸命にピアノを弾きました。Yatchiくんのピアノも、本当に独自の世界で、とても良い。最後は二人でのセッションも。

17年前の今日は、ニューヨークでテロがあった。あの頃、ぼくは女子大の専任講師をしていた。あの時の大学の教え子も聴きに来ていた。15年前に、山口のYCAMの開館イベントを準備している時に、山口アートマネジメント隊の野村チームに加わった当時の大学1年生も来ていた。22年前に京都芸大の学生さんに鍵盤ハーモニカの演奏をしてもらった時以来の友人(当時は、トロンボーン科の学生)も来ていた。その他、色々な人が来ていた。その来ていた観客色々の中で、ダンサーのお客さんが、終演後に、突然、「明日の夜、予定あいてますか?」と謎の質問を受けて、「あいてる」と答えると、その後、かなり考えた挙げ句、「明日、セッション出演してもらえませんか」と依頼。明日は、ロンドンへの出発前夜なので、無理だったのだけど、ロンドンに行かなくなったから、無理じゃなくなった。ということで、明日は、きたまり(ダンス)+野村誠(音楽)のセッションが行われます。