野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

家族でオーケストラin西宮

西宮市民会館にて、60名の子どもたちと作曲のワークショップ。日本センチュリー交響楽団の7名の音楽家と野村が進行。

冒頭には、「相撲聞序曲」を演奏し、その後、こどもたちに相撲の触れ太鼓リズムを紹介し、楽器で触れ太鼓のリズムを楽器でやったり、アドリブしたりして、60名で見事な即席オーケストラ音楽が浮かび上がってきました。

午後は、ヴァイオリンチーム、鍵ハモチーム、リコーダー/フルートチーム、打楽器チーム、金管チーム、チェロ/ギター/ヴィオラチームの6チームに分かれて創作。それぞれのチームに日本センチュリー交響楽団の楽団員が入ってファシリテートします。野村とのワークショップでは、必ず野村の無茶ぶりがあるのですが、それらに難なく対応できるようになってきた楽団員の方々、大変頼もしいです。また、無茶ぶりは、色々な解釈の余地があって、6グループとも、全然違うアプローチで返してきたので、6つの全く違う音楽表現が生まれてきて、面白かったです。素晴らしい。最後は、これを全体でシェアして大合奏。素晴らしすぎました。

甲子園球場の決勝戦が終わった直後、なんとか甲子園の大観衆が押し寄せる前に、何とか阪神電鉄で梅田まで移動。来週のワークショップThe Workの打ち合わせ。今年は、高齢化が進む団地に、若者を住ませるプロジェクトを進行しているハローライフと日本センチュリー交響楽団のプロジェクト。団地で音楽です。