野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

カマネ編曲、サウンドポケット

今日は、JCRCでのセッションはないので、自室にて、「ミワモキホアプポグンカマネ」の第4楽章「カマネ」の編曲作業をしておりました。朝から夕方まで集中して譜面を書くことができて、無事、編曲が完了。この曲、8月28日の北口大輔チェロリサイタルで演奏されます。

http://www.toyonaka-hall.jp/event/event-6418/

夜は、九龍に出かけて、サウンドポケットのディナーに合流。ディレクターのアリスにようやく会うことができた。滞在制作中のアーティストの柴田さん、以前滞在制作した井出さん、日本のオンゴーイングの方などの他に、色々香港のサウンドアーティストが色々集まっている。とりあえず、一昨日ミュンヘンから戻ったばかりのフィオナと臨席になったので、いろいろ話したが、鈴木昭男さんのフェスティバルに呼ばれて、京丹後に行ったりしていて、ミュンヘンでもツアー型パフォーマンスをしたそうで、近々は病院の中学生にサウンドオブジェのワークショップをするとのことでした。

その後、タクシーで場所を移動して、隠れ家のようなlocultyeahという場所に。ここの6畳くらいの一室に20名ほどのサウンドポケット関係者が集まり、香港では珍しい床座りで、飲み会が続く。ここで、少しだけアルミフォイルの演奏の実演などをして交流の後、アリスがバス停まで送ってくれる。

22時をまわっているが、これからCCCDのギャラリーでの月一で開催されるブルースナイトに行くのだ。知らない土地で無事辿り着けるだろうか、と思い、緊張感を持ってバスに乗り込むと、バスの中に見知った顔があった。嘘のようだが、i-dArtのアートコース講師のディックがそこにいた。ディックも今日、初めてブルースナイトに行くことにしたらしい。おかげでディックと色々語り合えて後、ディックに連れられて、難なくブルースナイトの会場に。ナンシーにも、ここで会えた。深夜0時過ぎまで鍵ハモでセッションに参加し、JCRCに戻る。