４月１２日に香港に来たので、２ヶ月になる。残り１ヶ月。「點心組曲」第14楽章の「Improvised Cantonese Opera」の７回目。これまで作った歌を歌い、中国打楽器を鳴らしまくってのCantonese Operaコーナーも激しく充実。そして、今日の作詞／作曲。「恭喜發財、利是逗來」、「一蚊唔愛、十蚊袋落袋」という歌をつくった。
CCCDからデイヴィッドが見学に来たので、ランチタイムはデイヴィッドと語り合う。
「點心組曲」第１楽章の「ハッピーハンサムロックンロール」11回目。今日は、助っ人も登場して、何人かがコーラスをした。ハッピーハンサムさんは、家で家族と一緒に歌っているらしい。
「點心組曲」第２楽章「ドラムカーニバル」８回目。バンドリーダーのリズム感が優れているのと、ノリノリちゃんが独創的で、二人がとにかく凄い。それ以外のメンバーは、安定している。
「點心組曲」第３楽章の「車椅子四重奏」９回目。ついに、今まで４人をバラバラに１５分ずつセッションしていたのを、４人合同でやった。４人とも、楽器に馴染んできているので、今日は、４人でのアンサンブルが成立し、かなりカオスと紙一重ではあるものの、４人のエネルギーが混じり合うアンサンブル的な場が生じていた。
夕方は、新企画のマコトバンド。マコトバンドＡは、変な人ばかりを結集させたバンド。爆発ピアノ君が指揮者のようになって仕切るが、こだわり太鼓ちゃんは、太鼓で色々な音を出したり、奏法を工夫し、爆発ピアノ君のパワーに圧倒されないマイペース。かつて、太鼓を叩きまくってジャンベの皮を破った経歴を持つスマイルタイコさんも、爆発ピアノ君のパワーに圧倒されない。木魚ポクポクさんも、楽しそうに木魚。爆発ピアノ君が仕切って、時々演奏をストップして、急に繊細な木琴演奏を始めたりする。かなり独自なアンサンブル成立。
夜は、マコトバンドＢ。こちらは、リズム感の安定した熟練音楽家を集めた。一人だけ、マコトバンドＡのノリの人がいたので、この人だけはテンションが高いので、バンドＡに移籍かも。こちらは、安定感がある分、楽器の組み合わせに工夫がいる。盲目の高齢の女性が、最後にハンドベルを美しく鳴らし、それが素晴らしかった。
柿塚さんも帰国し、また日本語とはしばらくお別れ。皆さん、ありがとう。
