香港の福祉施設JCRCでのレジデンスも７週間が経過。本日は、「點心組曲」第７楽章の３回目。日本語を話す人とのミーティングのはずが、日本語を話す人は一人だけ。今日は、「私は音楽家です」という広東語を教わったのが大きな収穫。歌を歌うのが好きな人が集まっているので、今後の方針としては、横浜のさくら苑で生まれた「わいわい音頭」を教えることと、相撲の呼びあげを教えることがいいかもしれません。
「點心組曲」第１楽章の「Happy Handsome Rock'n Roll」の10回目。ウインドチャイムが前回よりもうまく鳴らせた。それと、この曲を歌っていると、近くで絵を描いている人たちまで、ノリノリになって、これは、もうこの曲の演奏を、あちこちにデリバリーしなくては、と思いました。
イェンと打ち合わせ。来週月曜日の「Art Fun Day」イベントについて。
「點心組曲」第３楽章の「車椅子四重奏」の７回目。手がほとんど動かない人が、今までで一番ノリノリに手が動き、ウインドチャイムも、鍵ハモも、Q-chordも演奏。顔の表情もダントツに明るく、楽しかった。あと、ハープをやる人が、今日は両手４本指ずつで演奏し、ぼくも、途中から太鼓と中国打楽器と鍵ハモも駆使して共演。セッションに参加していない人が、部屋の外で盛り上がっていたらしく、あとで会いに来てくれた。これも、そろそろデリバリーできる！
「點心組曲」第８楽章の４回目。これは、毎回、ちゃんとメンバー集まらないし、もうやめようか、と思っていたら、時間に３人やってきたので、木琴だけでなく、先週購入したての中国打楽器を登場させると、一人がすごくやりたくなって、中国打楽器にはまりまくった。そして、途中で、木魚を連想したのか、叩きながら、手を顔の前で立てて、お坊さんポーズをする。それに触発されて、ぼくが、変なお経ソングを歌うと、みんながゲラゲラ笑って、この楽団はお経楽団になった。やっぱり楽器は大切だなぁ。
夜は、ベリーニと二人で、夕食つくって食べて、映像編集作業。明日のミーティングのために。ベリーニは色々理解ができているので、すぐ分かってくれて、映像のいいところを、ピックアップできました。
