野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

バリガムランとヴァイオリンの曲を書きます

本日は、大阪。電車に乗ると、美術家の山本聖子さんとバッタリ会う。久しぶりにお話できて、よかった。

先週も京都駅で、バッタリ、音楽評論家の池田逸子さんとお会いしたし、ふだん全然行かないスーパーに入ったら、整体の先生とバッタリお会いしたりして、ご無沙汰している人に、次々に会う。どうも、色々な人と会うサイクルに入ったみたいな気がする。長らく会えていなかったタイのティティポンとも、急に連絡がついた。

大阪のバリガムラングループ、ギータ・クンチャナの練習スタジオを訪ねる。来年1月12日に開催される「世界のしょうない音楽祭」(@豊中市立文化芸術センター大ホール)で、ヴァイオリンとバリ・ガムランのための新曲も演奏されるのです。ということで、本日は、バリ・ガムランの楽器について、色々、教えていただきました。いやぁー、楽しすぎます。作曲させてもらえるなんて、幸せ過ぎる。これまで、ジャワ・ガムランの作品は多数書いているのですが、バリは初めて。ああ、嬉しいなぁ。

http://gitakencana.music.coocan.jp/

その後、大阪音大に移動。「世界のしょうない音楽ワークショップ」。箏、三味線、尺八、シタールヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴァイオリン、クラリネットトロンボーンコントラバス、バリ・ガムラン、打楽器などが集まり、50名ほどでのワークショップが開始しました。大阪音大、日本センチュリー交響楽団豊中市、しょうないREKの協力で、実現。337拍子に基づく即興演奏。「大阪音大」という言葉のリズムに基づく即興演奏、「日本センチュリー交響楽団」というリズムに基づく即興演奏、そして、地歌越後獅子」から抜粋したフレーズに基づく即興演奏などもしました。

タイの音楽家のティティポンもワークショップに来てくれまして、久々の再会。

帰宅後、〆切を過ぎている原稿の催促が来ていて、原稿を書いて後、「かずえつこと 即興のための50のエテュード」no.27「ウサギ箏とカメ箏」を作曲し、就寝。