野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

世界のしょうない音楽祭の打ち合わせ

朝は、鍼灸へ。2年前に初めて行った時には、よくこれで動けているなぁと思うくらい酷い状態だったそうですが、それに比べると随分と巡りがよくなっているのだそうです。それならばよかった。

大阪音大にて「世界のしょうない音楽祭」の打ち合わせ。大阪音大の先生方、井口淳子先生(民族音楽学)、小林江美先生(バリガムラン)、田中峰彦先生(シタール)、上田牧子先生(ビオラ・ダ・ガンバ)と、日本センチュリー交響楽団マネージャーの柿塚拓真さん、野村誠による。地歌箏曲家の菊武厚詞先生は、今日は欠席でしたが、本番は出演されます。これらのメンバーが揃った上で、日本センチュリー交響楽団から巌崎友美さん(ヴァイオリン)、小川和代さん(ヴァイオリン)、吉岡奏絵さん(クラリネット)、三窪毅さん(トロンボーン)、村田和幸さん(コントラバス)が参加し、さらに約40名ほどのワークショップ参加者が加わります。また、それとは別に、小島剛さんが主宰するNPOタチョナによる子どもの音楽ワークショップの発表も行われます。2018年1月12日に開催、豊中市立文化芸術センター大ホール、6時半開演で入場無料です。バリガムランとヴァイオリンのための新作を、野村が作曲することになりましたし、田中先生がシタール十七絃の新作も書き下ろされるとのこと。地歌箏曲の「石橋」の演奏もあります。まさに、「世界のしょうない音楽祭」の名前の通りになってきました。地歌越後獅子」とベートーヴェンの「英雄」を題材にしたワークショップを経て、ワークショップの参加者を含む50名強の新作「日本センチュリー交響楽団のテーマ(第7稿)」も書き下ろす予定です。ちなみに、昨年度の演奏の模様はこちら。

その後、10月29日の日本音楽学会での発表に向けて、少しだけ井口先生と打ち合わせ。

その後、豊中市立文化芸術センターに移動し、柿塚さんと別件の打ち合わせ。次年度のワークショップの内容の話と、今年1月に行われる別のパフォーマンスに関する打ち合わせ。入れ違いで、タチョナの小島剛くんが登場し、少しタイに関する情報交換などして後、京都に戻る。

「かずえつこと 即興のための50のエテュード」第12番「ゴルトベルク変奏曲の変奏」を作曲して後、就寝。