野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

相撲と芸能

本日は、京都造形芸術大学の公開連続講座「日本芸能史」の前期「相撲と芸能」の第10回「相撲の世界」を見学させていただき、大関豪栄道関と、教授の田口章子さんによる講義を楽しみました。ぼく自身も、「相撲と芸術」というタイトルで、HAPSで3回の講座を行ったこともありますし、さいたまトリエンナーレで、「相撲道と作曲道」というタイトルのトークも行いました。我々がJACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)として行ってきたトークは、かなり独自性が高いということを、今日の講座を見たことで、はっきり自覚しました。(何を今更と言われそうですが)。毎回のトークは、本当にユニークでマニアックで、本質的な議論だったなぁ、どんな相撲の本にも載っていないような内容が数多くあったなぁ、あのまま埋もれさせてはいけない。これはテープ起こしをすることから始めないと、と思いました。宿題が山積みだーーー。

豪栄道関の生の言葉を聞くことができて、大きな刺激をいただきました。