野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

体調も良い感じです

朝、鍼灸に行く。前回イタリアから帰国してすぐの時は、1時間以上の治療だったのに、今日は30分程度で終わりました。前回は、身体がボロボロでしたが、今回は、体調も悪くない。

12月2−4日に、淡路島で「鍵ハモ三昧」というワークショップやります。鍵盤ハーモニカの講座を、2時間とかは、やったことがありますが、2泊3日でやるので、おそらくトータルすれば、10時間以上のワークショップ/レクチャーなどを行うことになります。こんなにも、鍵盤ハーモニカを、時間をかけて教え/学び/遊び/奏でられる講座を行える機会は、またとないチャンスなので、本当に楽しみにしています。鍵ハモのための楽曲の楽譜、音源、映像、様々な鍵ハモ、チューニングの道具などなど、準備中です。(まだ応募受付ております)。

来年3月のイギリス遠征についてのミーティングを、山本麻紀子さん、やぶくみこさんとしました。イギリスは、最も頻繁に訪れている国なのですが、実は、2012年以来なので、5年ぶりになります。ワクワク。


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野村誠さんとケンハモ三昧!

鍵盤ハーモニカでいっぱい遊ぼうの3日間 

      @淡路島・津井 2016.12.2-4

みなさん、こんにちは。淡路島在住のファシリテーター、青木将幸です。

今、瓦の音楽プロジェクトでイタリアに訪問しています。

楽家野村誠さんと2週間、一緒に旅をしているのですが、野村さんは常に鍵盤ハーモニカを持ち歩いています。ピアニカ、メロディオン、ピアニーなどの商品名で知られている、あれ、です。軽くて、ひょいと担げるこの楽器は、瓦とは大違いの身軽さが売りです。瓦の音楽でも、打楽器としての瓦に加えて、メロディを奏でる鍵盤ハーモニカが音楽の幅を広げてくれています。

野村誠さんのプロフィールを見ると、ピアニストでもあり、作曲家でもあり、瓦奏者でもあり、ケンハモ奏者とも書いています。そう、鍵盤ハーモニカは、野村さんが得意とする楽器で、かつて、ケンハモを担いでヨーロッパ中で路上演奏をした経験もあると聞いています。

野村さんのケンハモ奏法は独特で、その一部を、淡路島の小学生に教えていたシーンが今でも心に残っています。あのびよーんと伸びているチューブを揺らすことで、音に変化を加えたり、ケンハモ自体をふるわせて音をふるわせたり、頭にケンハモをのせて、頭で一曲弾いてみたりと、見ていてあきません。

おそらく、鍵盤ハーモニカは小学生のころに誰もが手にしたことのある楽器ではないでしょうか。家をさがせば、一つぐらいは出てくる身近な楽器なんじゃないかと思います。で、今回は、このケンハモをつかって遊ぶ3日間を企画しました。

鍵盤ハーモニカの初心者の方でも、ある程度手慣れた方でも楽しめる3日間になろうかと思います。思えば、楽器ひとつできない自分がこういう音楽ワークショップの企画を打つとは思ってもみなかったのですが、長い人生、ひとつぐらいは親しめる楽器があるのは、豊かな生き方といえるようにも思います。

初冬の淡路島、鍋や魚介類も美味しく感じる季節です。音楽家と2泊3日、寝食を共にすごすなかで、みなさんの内なる音楽性が高まり、踊り出すような時間になればと思います。ぜひおいで下さい。

■会場: 津井の家・琴屋(ことや) 兵庫県南あわじ市津井1348 ならびに、その周辺

■参加費 5万円(プログラム費、楽器レンタル代、2泊分の宿泊代、2日目の朝食、昼食、夕食、3日目の朝食、昼食の合計5食を含む)

■日時 2016年12月2日(金)夜19:30から 12月4日(日)15:30までの2泊3日

・公共交通機関の方は、三ノ宮駅から18:00発<みなと観光バス淡路島特急>か、新神戸駅17:50発<本四バスくにうみライナー>にご乗車下さい。終着駅にて、スタッフがお迎えにあがります

・土曜の朝からの参加を希望の方は、事務局にご相談下さい。三ノ宮駅から朝7:00に出発するバスにお乗りいただくカタチで、2日目からの合流も可能です(参加費は変わりません)

■講師プロフィール

野村誠/のむらまこと 作曲家/鍵ハモ奏者/ピアニスト/瓦奏者

1968年名古屋生まれ。京都大学理学部卒業。British Councilの招聘で英国ヨークに滞在(94〜95年)。「Whaletone Opera」を日英で創作・上演する。イギリスでは100回以上のワークショップを行う。ガムラン作品「踊れ! ベートーヴェン」でのインドネシアツアー(96年)以来、東南アジアの音楽家との交流を続ける。箏、ガムランアコーディオン、オーケストラなど、様々な楽器の作曲をし、20カ国以上で作品を発表。CDに「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)、「瓦の音楽」(淡路島アートセンター)など。著書に「音楽の未来を作曲する」(晶文社)、「老人ホームに音楽がひびく」(共著、晶文社)ほか。第1回アサヒビール芸術賞受賞。06年度、NHK教育テレビ「あいのて」出演、音楽監修。現在、日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター。

ファシリテーター 青木将幸

1976年、熊野出身。淡路島在住のファシリテーター。年回100回ほどのテーマで、さまざまなジャンルの会議・話し合い・ワークショップなどを進行する。在住する淡路島の集落が津井という瓦の集落だったこともあり、2013年よりNPO法人淡路島アートセンターの活動の一環で、「瓦の音楽プロジェクト」のたちあげにコミットする。現在、淡路島アートセンターの副理事長として同プロジェクトを担当する。

■持ち物

・鍵盤ハーモニカ(ご自宅にあればでOK)

・寝間着、歯ブラシ、タオル、着替えなど宿泊に必要なもの

・屋外で過ごせる服装(庭やお散歩する路上で演奏する可能性があります)

・お酒やお菓子など、差し入れしたいもの(自由)

■定員 10名(先着順です)

■対象 音楽に関心のある方であれば、どなたでも参加できます

    経験の有無を問いません

■参加申し込み

以下の内容をoffice@aokiworks.netまでメールにてお教え下さい。

申し込みメールの件名を

「ケンハモ三昧・参加希望(あなたのお名前)」として下さると、助かります

名前(ふりがな):

メールアドレス:

携帯電話番号:

性別:

年齢:

お住まいの都道府県:

ふだん何をしている人ですか?

参加にあたって一言:

食べられないもの、アレルギーなどありますか?:

移動手段: 自家用車 or 高速バスなど公共交通機関

※宿泊は、合宿所のような所に、同性相部屋となります。食事も皆でつくりながら、わいわい楽しむイメージです。あらかじめご了承下さい。

◆主催 青木将幸ファシリテーター事務所 

◆共催 NPO法人淡路島アートセンター

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青木将幸ファシリテーター事務所

青木将幸

office@aokiworks.net

http://www.aokiworks.net/