野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

島袋の弓・野村のピアノ

岡山に来ました。「島袋の弓・野村のピアノ」というイベント。島袋道浩の新作「弓から弓へ」の音楽を作曲しました。この作品は、岡山城にて、11月27日まで展示されていますので、是非、ご覧下さい。映像のほぼ全編、野村の作曲した音楽を演奏している映像が流れております(通常の演奏とはちょっと違うのです)。

本日は、城下公会堂にて、イベント。まずは、島袋作品「弓から弓へ」上映と、作品の説明があって後、島袋作品「白鳥 海へ行く」上映(この作品の音楽も、野村がピアノで自作自演しています)後、「白鳥 海へ行く2」の上映があり、これに野村がピアノの生演奏で共演する、というもの。続いて、島袋のハバナビエンナーレで作った「キューバン・サンバ」という作品の紹介があって後、これに、カシーン、アート・リンゼイという二人の音楽家が多重録音した「キューバン・サンバ・リミックス」という作品を鑑賞し、その後に、野村が生演奏で、「キューバン・サンバ」に合わせて、ピアノを弾く、という試み。

それから「DVがなくなる日のためのインテルメッツォ」を演奏。

その後、急に、島袋くんの娘の銀河ちゃんの5歳の誕生日を祝して、ハッピーバースデイを演奏し、「大きな栗の木の下で」を演奏し、銀河ちゃんにも歌ってもらい、その後、野村の小学生時代の8歳「キツツキとアホードリ」と「電車ごっこ」を演奏し、CD「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)に収録されている「銀河」も演奏。

pou-fouの「幸福な短い生涯」と小学生時代に作曲した「タヌキとキツネ」を演奏し、アンコールでピアノのための21の小品「福岡市美術館」より「泰西風俗図屏風」を演奏し終わり。

島袋くんの写真集がついている「ノムラノピアノ」というCDに、島袋くんと、野村の二人がサインをするサイン会も初の試み。

夜は、銀河ちゃんの誕生日をお祝いしながら、打ち上げしました。

http://tontuurecord.thebase.in/items/2770301