「日本センチュリー交響楽団のテーマ」の作曲が終わったので、次の作曲に着手するべく、色々、方針を考えたり、読書したり、ピアノを練習したりしていくうちに、一日が過ぎていきます。ゴロゴロしながら考え中。
4月から、曜日ごとにテーマを決めて、音楽を聴いたり、本を読むようにしている。土曜日は、コンロン・ナンカロウ(自動ピアノのための作品を多く書いた複雑なリズムで高速が特長の作曲家)の日にしている。大昔に、ロンドンで買ったKyle Gann著「The Music of Conlon Nancarrow」(Cambridge University Press)という本が、家にあるだけで、全然読んでいなかったことの反省もあって。
4月は、第3章の初期作品(自動ピアノ以前)、そして、第4章のブルース(Studies Nos. 1, 2a, 2b, 3, 5, 9)などを、5月に入って、第5章の「イソリズム」を読んでおりました。ということで、第5章に登場した曲たちは、こんな曲でした。
初期の大作(ナンカロウの作品は、基本短いので)Study no.7
ブルースStudy no.10
構造の明確なStudy no.11
スパニッシュStudy no.12
前衛クセナキス風Study no.20
ということで、「イソリズム」の章、先週で読み終えたので、今週から第6章「カノン」を読むことに。本日は、(どこの章に当てはまらないから、「カノン」の章に入れたという)3声のStudy no.4を聞きました。